デコレイトミーアトリエでは、福岡で手作り結婚指輪を希望される方に、メタルワーク(鍛造)コースとワックスワーク(鋳造)コースのどちらかを選んで制作できるコースをご用意しています。
実は、この2つのコースを両方体験できる工房は福岡市内でもまだ少なく、「選べるのがうれしい!」と喜んでいただいています。
では、ワックスワークとメタルワーク──福岡で手作り結婚指輪を作るなら、どちらが良いのでしょうか?
メタルワーク(鍛造)コースとワックスワーク(鋳造)を比較
まずはざっくり違いを説明
メタルワークコースは〈金属そのものを叩いたり削ったりして形にしていく鍛造〉の方法。強度が高く、シンプルで洗練されたデザインに向いています。
ワックスワークコースは〈ワックス(蝋)という素材で原型を作り、鋳造して金属に仕上げる〉方法。曲線や立体感、細かな装飾ができるのが特徴です。
メタルワークとは?(福岡の手作り結婚指輪で選ばれる理由)
メタルワークは、金属そのものを直接加工して指輪を作る鍛造(たんぞう)方法です。
地金を切り出して曲げたり、叩いて丸めたり、ロウ付けでつなぎ合わせたりしながら形を整え、最後は自分の手で丁寧に磨き上げて完成させます。
特徴
- 金属を直接扱える
- 工程が多く、いろんな作業を体験できる
- ハンマーやバーナーなどの工具を実際に使える
- 強度が高く、細めのリングにも安心感あり
- 最後まで自分の手で磨ける
- 無駄が少ないので比較的リーズナブル
- 納期は約3週間(事前相談で最短1週間仕上げも可能)
向いている人
- シンプルなデザインが好き
- 細めのリングが好き
- 自分の手で最後まで仕上げたい
- ハンマーやバーナーなどの工具を実際に使ってみたい
- コストをできるだけ抑えたい
- いろんな工程を体験したい
不向きな人
- デザインに強いこだわりがあり、曲線や複雑な造形を求める
- 工具を使うのが少し怖いと感じる
- ピンクゴールドやシャンパンゴールドなど、特殊な金属カラーを選びたい人
ワックスワークとは?(福岡で人気の手作り結婚指輪コース)
ワックスワークは、ワックス(蝋のような素材)で原型を作り、それを鋳造して金属に仕上げる方法です。
柔らかい素材を削ったり彫ったりして形を整えるので、デザインの自由度が高く、細かい装飾や立体的な表現に向いています。
特徴
- デザインの幅が広い(ウェーブ・曲線・細かい模様・削り出し造形など)
- コツコツ集中できる工程(派手な工具は使わず、ヤスリで形を整える)
- 職人による最終仕上げ(磨きは職人が行うので安心)
- 素材の選択肢が豊富(ピンクゴールド、シャンパンゴールドなどカラー展開も可)
- 完成後は金属になるので強度も十分
- 納期は最低4週間(デザインやオプションで延長あり)
向いている人
- デザインにこだわりたい
- ウェーブや曲線のある指輪が好き
- 細かい模様やディテールを入れたい
- コツコツと黙々と作業をするのが好き
- 金属の色にこだわりたい(ピンクゴールド・シャンパンゴールドなど)
不向きな人
- 磨く作業も自分でしたい
- ハンマーやバーナーを実際に使ってみたい
- いろんな工程を試してみたい
ワックスワークとメタルワークの比較表
ポイント | メタルワーク | ワックスワーク |
---|---|---|
制作方法 | 金属そのものを直接加工して鍛造 | ワックスで原型を作り、鋳造して金属に仕上げる |
デザインの特徴 | シンプル・ストレート・細めのリングに向く | ウェーブ・曲線・細かい模様など自由度が高い |
強度 | 叩いて締めるため強度が高く、細めのデザインでも安心 | 鋳造後は普段使いに十分な強度 |
作業体験 | ハンマーやバーナーを使い、工程が多く色々な作業を体験できる | ヤスリでコツコツ削り出し、黙々と作業に集中できる |
仕上げ | 最後まで自分の手で磨ける | 磨きは職人が仕上げるので安心 |
金属の選択肢 | 基本の地金(プラチナ・イエローゴールドなど) | ピンクゴールド・シャンパンゴールドなどカラー展開が豊富 |
納期 | 約3週間(※事前相談で最短1週間仕上げも可能) | 最低4週間(デザインやオプションで延長あり) |
向いている人 | シンプル派/細め好き/道具を触ってみたい/コストを抑えたい/色々な工程をやりたい | デザイン重視派/曲線・装飾が好き/コツコツ作業が好き/金属の色にこだわりたい |
不向きな人 | 複雑な造形を求める/工具が怖い/カラーゴールドを選びたい | 磨く作業も自分でしたい/ハンマーやバーナーを使いたい/工程をたくさん試したい |
まとめ
ワックスワークとメタルワーク、それぞれに良さがあります。
- メタルワークは「シンプル派」「道具を触ってみたい」「細めリングが好き」な人におすすめ。
- ワックスワークは「デザイン重視派」「曲線や装飾が好き」「金属カラーにこだわりたい」人におすすめ。
メタルワークは写真で見ると工程が多いので「楽しそう!」と感じられますが、実はワックスワークのコツコツとした作業を好む方も多いんです。
本当に好みが分かれるところなので、すごく迷ってしまう部分だと思います。
でも、その「迷う時間」もまた大切な思い出になります。
ふたりにとっての指輪作りは、どちらを選んでも一生の体験になるはずです。ぜひ迷うことも楽しんでください✨
この記事関連のQ&A
メタルワークとワックスワーク、どちらが人気ですか?
どちらも人気があります。メタルワークは「工具を使いたい」「細めのシンプルリングが好き」という方に選ばれ、ワックスワークは「デザインにこだわりたい」「曲線や装飾を入れたい」という方に選ばれることが多いです。
👉選べる作業工程
今はまだ結婚は先ですけど、指輪の下見はできますか?
メタルワークは約3週間で完成可能です。事前にご相談いただければ1週間以内の仕上げも対応できます。ワックスワークは鋳造の工程があるため、最低でも4週間は必要になります。
👉納期のご相談も可能です。お問い合わせページ
強度に違いはありますか?
どちらも普段使いに十分な強度があります。メタルワークは特に細めのリングに向いており、ワックスワークは繊細なデザインができるのが特徴です。
👉万が一の時も無料でメンテナンス可能
金属の種類は選べますか?
メタルワークではプラチナやイエローゴールドなど基本の地金が中心です。ワックスワークではピンクゴールドやシャンパンゴールドなど、カラー展開が豊富に選べます。
👉ワックスワークコースはカラーが豊富