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ジュエリーの価値って、どこにあるんでしょう?
希少な素材? 有名なブランド? 美しいデザイン?
もちろん、それも立派な価値です。
でも、ときに“ストーリー”が、ジュエリーの価値を何倍にもすることがあります。
小さな想い出が、ずっと残っていくことがある
小さい頃、海で拾った小さなガラスのかけらを、母にあげたことがありました。
自分では「ただの綺麗な石ころ」くらいの気持ちで渡したのに、
母はそれをずっと飾ってくれていて、
時にはポーチに入れて持ち歩いていたこともあったんです。
当時はよくわからなかったけれど、
大人になった今、そのガラスのかけらには“贈ったときの気持ち”や“その瞬間の記憶”がちゃんと宿っていたんだなと気づきました。
モノって、素材や値段以上に、“想い”がのることで特別になるんですね。
歴史が語る、想いが宿ったジュエリーたち
たとえば、イギリスのエリザベス女王が身につけていた婚約指輪には、夫フィリップ殿下の「家族の想い」が込められていました。
彼は母のティアラをほどき、そのダイヤモンドを使って、特別な指輪を贈ったといいます。
また、ダイアナ妃が選んだサファイアの指輪は、今もキャサリン妃の指元で輝き続けています。
それは、デザインや素材以上に、家族の「記憶」や「絆」をつなぐ“想いの指輪”として、大切に受け継がれてきたものです。
ジュエリーは、ただの装飾品ではありません。
想いを受け継ぐもの。時間や物語を内包した、かけがえのない存在なのです。
手作りの指輪が持つ、“もうひとつの輝き”
ジュエリーには、素材としての価値や宝石そのものの価値だけでなく、
ふたりの「物語」や「記憶」がそっと息づいていることこそ、本当の輝きなのかもしれません。
ふたりが一緒に悩んで選んだデザイン。
作業中に交わした笑い声や、思いがけないハプニング。
少し不格好でも「それがうちららしいよね」って言いながら完成させた指輪には、
誰にもまねできない“ふたりだけの時間”が込められていると思うのです。
スタッフの私たちも、手に取るとき少し緊張します
実は、私たちスタッフも、ふたりが作った指輪をお預かりするとき、少しだけ緊張します。
それは単に「作品」として見るのではなく、
世界にふたつとない、かけがえのない思い出が詰まっていることを知っているから。
もし万が一作り直すことができたとしても、それはもう“同じもの”ではありません。
あの日、ふたりが過ごした空気。
笑い合った瞬間や、ドキドキしながら選んだひとつひとつの工程。
その全部が、そのリングだけにしか宿らないのです。
思いを宿したリングは、それだけで特別です
完成したリングは、一見するとシンプルかもしれません。
でも、それは“ふたりの物語”をまとったジュエリー。
世界にひとつだけの意味があり、ふたりだけにしかわからない輝きがある。
だからこそ、ふたりで作る結婚指輪には、価格では測れない価値があるのだと思います。
どんな高価な宝石よりも、
どんなブランドよりも、
“ふたりの想い”が宿っているということこそが、本当の特別なのではないでしょうか。
福岡のアトリエから、あなただけの物語を
Decorate Meでは、福岡・薬院の小さなアトリエで、
そんな“ふたりだけのストーリー”がこもった結婚指輪作りをお手伝いしています。
プロの職人がそっと寄り添いながら、でも主役はあくまでふたり。
一緒に過ごす時間、一緒に作る工程、一緒に笑い合う空間。
そのすべてが、リングに宿る宝物になるように。
そんな想いを込めて、今日もアトリエでお待ちしています。
福岡の手作り結婚指輪の体験が出来るお店「デコレイトミーアトリエ」
1日1組限定なのでゆっくりたのしんでいただけます。
この記事関連のQ&A
手作り結婚指輪って、素材の価値は既製品と同じなんですか?
はい、プラチナやK18など、既製品と同じ本物の貴金属を使用しています。素材の価格は市場相場に準じて変動します。