なぜ、私たちが“自分たちで手作りする結婚指輪”の提案をはじめたか
こんにちは。デコレイトミーのスタッフです。
このあいだ、新しく始まった「セルフメイドマリッジリング」について、少しご紹介しました。
今回は、「どうしてこのサービスを始めたのか?」というお話を、私たちの目線でお届けします。
これまでデコレイトミーでは、たくさんのブライダルリングをお届けしてきました。
いろんなカップルとお話をしているうちに、ふと思うようになったことがあります。
記念のリングに求めるものって、人によって本当にさまざまなんだなあと。
たとえば、
「デザインやディティールにとことんこだわりたい」
「手元で見たときのバランスが大事」
そんなふうに、完成度を追求したい方。
一方で、
「せっかくなら、思い出に残るようなことがしたい」
「ふたりで何か一緒に作ってみたい」
そんな気持ちをお話ししてくださる方も、けっこう多くて。
今までは、そういった“特別なことをしたい”という想いに、セミオーダーというかたちでお応えしてきました。
刻印を工夫したり、形を少し変えたり。ふたりだけの意味を込めたデザインを一緒に考えるのも、とても楽しい時間です。
でもあるとき、
「もう少し踏み込んでもいいんじゃないかな」って、そんな話になったんです。
“選ぶ”だけじゃなく、“つくる”という体験そのものが、
もっと深く心に残るんじゃないかなって。
そこで、選ぶ幅が広がる新しい選択肢として「ふたりで作るブライダルリング」のサービスをスタートしました。
完成されたデザインを選ぶのもすごく素敵です。
うちにも、長年大切にしてきた指輪たちがたくさんあります。
でも、ふたりで手を動かして、少しずつ形にしていく過程も、
それ自体が記憶に残るような、特別な一日になる気がしたんです。
プレ花嫁さんたちの間でも、「ふたりらしい記念のかたちを残したい」という声は増えてきています。
実際に marry などのウェディングメディアでも、
“自分たちらしく作る”という体験の魅力が取り上げられることも。
さまざまなカップルが、それぞれの価値観で「ふたりにとってのベスト」を選べるように。
その選択肢のひとつとして、こういった制作体験があるといいなと思っています。
まだまだ私たちも手探りですが、
これからブログでも少しずつ、制作の流れやこぼれ話を綴っていけたらと思っています。
よかったら、またのぞいてみてくださいね。
まとめ:想いがこもるリングの形は、人それぞれ
“想いがこもる指輪”って、別に「自分で作らなきゃいけない」わけじゃないと思っています。
好きなブランドのデザインを選ぶのも素敵だし、
セミオーダーで細部にこだわるのも、その人らしさが出ていてすごくいい。
もちろん、自分たちの手で作ってみるのも、きっと忘れられない思い出になるはずです。
どの選び方にも、ちゃんと気持ちはこもる。
その形が「買う」でも「作る」でも、どれも間違いじゃなくて、どれも正解。
結婚指輪の形はひとつじゃなくて、想いの数だけあっていい。
そんなふうに思っています。
そして、もうひとつだけ——
迷ったり、悩んだりしながら選ぶ時間や、仕上がりを待つ時間も、
ふたりにとっては、きっと大切な思い出になっていくと思うんです。
その過程さえ、楽しんでもらえたらうれしいです。
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